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事業の更新が認められなくなった訪問介護の大手「コムスン」の親会社「グッドウィル・グループ」折口雅博会長を直撃した。

村尾信尚キャスターに厳しく矛盾を指摘されるも、自らの辞任は否定する。
その理由は「自らが辞任すると、事業が滞るから」だそうです。
FNN 6月8日放送
コムスンへの高まる批判を受け、グッドウィル・グループの折口雅博会長が8日午後、会見を開きました。
会見を終えた折口会長がFNNのスーパーニュースに生出演し、質問に答えました。
コムスン利用者は6万5,000人、働いているヘルパーは2万人を超えているが、その人たちの重みについて、どう思っていますか?
「この度の件は、その方たちに本当に心配とご迷惑をおかけして、大変申し訳ないと思っております。今後全力を尽くして、きっちりと責任を果たしていきたいと思います」
一連の不正行為について、厚労省が「極めて悪質」、「組織ぐるみ」と断罪したが?
「結果的にそのようなことになったことを本当に深く受け止めております。ですが決して、私ども、組織ぐるみだとか、悪意を持ってやったのではないということだけはご理解いただけたいと思います」
水増し請求や、事務所について廃止届をすぐに出したことについて、利得行為ではなかったと会見で弁明していたが、利得行為でなければ、なぜそのようなことをしたのか?
「管理能力がなかったとか、事務処理能力がなかったというものが大きな原因だとは思いますが、そのほかケアプランに沿っていった介護が、実際はしなければならないことと、ケアプランに書いていることと違う場合、しなければならないことを行った結果、不正行為というふうに見られてしまう場合があります。
例を1つ言いますと、おむつ交換があり、そのときに陰部洗浄が必要であると判断した場合にそれを行いますと。ですが、ケアプランにはおむつ交換しか書いていないと。それが不正というふうに見なされてしまうというようなこともございます。
もちろん、管理ができていないということが一番なんですが、そのようなこともありますので、決して、わたしどもが何か意図を持っていたということではございませんので、そのことだけはご理解いただきたいと思います」
サービスを受ける側は弱者であり、サービスの質を的確に判断し得ない方が多いと思いますが?
「わたしもそう思います。ですので、わたしどもは志と理念でこの事業を行っていると認識しております。実際、コムスンも直近の決算では、27億円の赤字でございます。これはもう、構造的にそうならざるを得ない状態になっておりますけれども、でもそれを続けることが、非常に大切な企業の社会的責任だと思っております」
27億円の累積赤字ゆえに、利益を得ようとした行為に走ったということはないか?
「いえ、全体の赤字につきましては、230億円以上ございます。わたしどもは決して利益とか、そういうことではなくて、もちろん企業ですから、あとからついてくる利益というのも大切ではありますけれども、この事業におきましては、それよりも本当に企業の社会的責任、社会貢献として行うことに意味があると思っておりますので、そのことに一番重視していくつもりです」
現場は混乱し困惑しているが、具体的に事態の収拾に向けてまず何をやるのか?
「まずはきっちりと日々の介護を確実に続けられるように、その体制をしっかりと続けるということです。特に今回、事業譲渡というのをグループ内で発表しましたのも、直ちにセーフティーネットを張って、お客さまの不安、従業員の雇用の混乱、これをなくすために行いました。このあとも、きっちりと行うべきことを行うということで、対処していきたいと思います」
グループ外の法人への事業譲渡もある?
「はい。それはお客さまの介護がきちんとできるということが確認できましたら、それに基づいて、そのことが条件のうえで、グループ外に譲渡ということもございます」
折口氏は高い志を持って介護ビジネスに参入されたと思いますが、その志はどこへ行ってしまったのでしょうか?
「今でもその志は変わっておりません。ですが実際に、実務としてできてなかったということに関して、大変申し訳なく思っております」
折口会長『処分逃れ』容認 コムスン社長辞任 譲渡は当面凍結http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060902022840.html
訪問介護最大手のコムスン(東京)が厚生労働省から事業所指定の打ち切り処分を受けた問題で、親会社のグッドウィル・グループの折口雅博会長は八日、都内で記者会見し、ヘルパー数を偽るなどの虚偽申請で指定を取り消される前に廃止届を出して処分を逃れていた行為は、組織ぐるみだったことを認めた。グループ内の別会社、日本シルバーサービスへの事業譲渡については、厚生労働省の指導に従って凍結すると表明。コムスンの樋口公一社長は引責辞任する。
折口会長は一年間報酬を返上するが、続投する。
折口会長は、外部への事業譲渡について「お客や従業員に好ましいのであれば検討する」と述べるにとどめた。「お許しいただけるなら続けていきたい」と介護事業への執着を示しており、グループ内での譲渡に依然として含みを残している。
自ら事業所の廃止届を出す処分逃れは、ほかの事業所への処分拡大を回避するため樋口社長が判断。報告を受け、折口会長も容認していた。
また、会見に同席した樋口社長は、コムスンの半分近くの事業所が、指定取得時の申請書を紛失していることを明らかにし、ずさんな経営実態が露呈した。樋口社長は厚労省の指導や改善指摘事項を完了した時点で正式に辞任する。
折口会長は会見の冒頭、「多大なご心配とご迷惑をお掛けしたことを心よりおわび致します」と謝罪。自身が続投することに関しては、「辞任すべきぐらいのことをしてしまったと思うが、チャンスをお与えください」と訴えた。今後、グッドウィル・グループの社外取締役を追加選任し、経営への監視機能を高めることを検討するほか、各都道府県庁に謝罪行脚する方針という。
コムスンは各地でヘルパーの数を偽って申請し、事業所の指定を不正に受けていたことが発覚。六日、厚労省から同社の事業所の新規指定や更新を認めないとする行政処分を受けた。これに対し、グッドウィル・グループはコムスンを日本シルバーサービスに譲渡すると発表。グループ内での事業移し替えによる “脱法的行為”との批判が高まり、厚労省は七日に凍結するよう指導した。

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